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私が伝えたいことはたくさんあるが、皆には素晴らしい治療家を目指してほしい。

風邪で病院にいって喉に湿布を貼られたらどう思うだろうか？巷によくある整骨院などその程度のレベルだ。

その程度で満足ならば、あなたも増大する医療費の一因を担っている。
手に負えない症例から逃げてはいないだろうか。
どうすれば良くなるか？と考えたり、参考書やノートを見返したり解決策を講じてきたか？
わからない問題をそのままにするのは小学生レベルだ。

私は自身の怪我がどこへ行っても治らず挫折し、競技人生を終えた。
皆がどのような目標や意識を持っているかはわからないが、私達は医療従事者である。
これから出会う患者の人生を左右するかもしれない。
だからこそ私はこれ以上ないよという治療を常に提供したいと常に研鑽している。

今後も治療家として本気で挑んでいる先生が今まで約40年の臨床の中で培われたどんな症状でもほぼ治してきたノウハウを提供していきたいと考えている。
すごいとかではなく、単にそのへんのセミナーや本に載っているお金さえ払えば身につくテクニックや、誰でも出来るような事ではないものをやっているという意識で修得してほしいということだ。

しかし、それを理解した上でもメモも取らなければ質問もないし時間があるのに練習もしない。
その程度で治療家を名乗っているのであれば、転職をしたほうがクライアントや業界のためだろう。
本気でやっている治療家に失礼であり、世間での地位を格下げしていることに気付いているだろうか。

ラーメン屋で出てきた麺がすでに伸びていたら？
美容院で間違えて前髪をバッサリ切られたら？
病院で違う薬を出されて症状が悪化したら？
もしあなたが筋肉の位置や原因も知らずに患部をモミモミしているだけなら文句は言えない。

成長せずそのままでいるのであれば、治らない患者の人生を一緒に背負って生きていかなければならない。